この話をすると、「え?なにその人やば」とか「関わらない方がいいよ」って言われた。
わたしもそれを友人から聞いたら、同じことを言うのだろうけど。
家庭環境はあまり良いとは言えない子だった。
失礼だが、親に愛されて育ったようには見えなかった。
色々説明を省くけど、彼女と出来ることなら離れたかったが、やはり当時の環境を考えると完全に距離をおくのは難しかった。
実際に嫌すぎて距離を置いていた同級生もいた。
わたしもそうしたかったが、その勇気はなかったし彼女の性格上、そんなことしたら逆上するタイプで周りを味方につけて仕返しするような人だ。
ただ心残りはある。ありすぎる。
今ならもっとうまくやれたのではないかと思ってる。
彼女がいなかったらそれなりに高校生活は送れたはずだ。楽しくはないと思うけど、少なくとも平和に送れたはず。
これは距離を置いていた同級生が言ってたことだ。
あの子は、自分が許せる範囲が狭すぎてその範囲に当てはまらない人は潰しに行くのだ。
わたしはこれを聞いて、考えさせられた。
わたしも自分の考えを押し付けていたのではないか?とか考えた。
これ以来、自分の考えがあっても、相手がそれを言われてどう思うかを考えてから言うか言わないか判断した。
やはり心許してる人だとつい言ってしまうこともあるけど、そこは訓練だ。
この同級生は上昇志向や野望が強い人だった。
プライドも高そうに見えた。
恐らくだが、努力して結果を出してる人が妬ましくて仕方ないんだと思う。
わたしは彼女を見ていると、自分の根底にある悪いところを見せつけられてるような気がした。
わたしの中にあるホントは嫉妬してしまいがちなところとか、攻撃的な部分を見せつけられてような気がした。
だから彼女を見てるとわたしもどこか苦しかった。
後にもう1人、そんな人と出会うんだけどその話はまたどこかでしよう。
その人もここで話した同級生に似てるが、この2人の共通点はエピソードを聞く限りなにをどう考えても、親がおかしい。
そして、2人は親から離れられないでいる。
わたしはなにも出来ないし、この2人にはもう会いたくない。やはり自分の悪いところを見せつけられてるような気がするから。
ただ、この2人に出会えたことで、自分の悪いところと少しは向き合えた気がする。ただ、向き合いすぎるとメンタルやられるから程々にしよう。
願わくば、そんな人と今後出会わないことを願う